「向日葵の丘」映画制作から離れて、社会復帰のためのリハビリも開始?

これでようやく余裕ができる!と思ったら、英語字幕版の制作が始まり、またパソコン作業を再開せねばならない。が、本当に休んでいない。疲労困憊なので休養を取らねばならないということもあるが、映画監督業をしている者として、このままではヤバい!という状況もある。
映画というのは時代の反映。そのためには今という時代を把握してなければならない。僕が学生時代1980年代の日本映画は時代の反映どころか、時代錯誤でしかない映画が多かった。それはすなわち、映画を作った監督たちが時代錯誤した人たちだったということだ。
でも、歳を取って、その理由も分かって来た。映画の仕事をすると長時間労働で休みなし! 世間が分からなくなるのだ。テレビも見れない、新聞も読まない、雑誌も読まない、カタギの人と話さない。仕事、仕事、仕事になってしまう。
テレビドラマのプロデュサーなども、今誰が人気か?分からず。娘の部屋を覗き、壁に貼ってあるポスターのタレントを起用するという。昔はその話に笑っていたが、今は人ごとではない。
娘がいない僕はどうすればいいのか?(もちろん、息子もいないし、配偶者もいない!)3年前の秋。自宅入院状態のとき、リハビリでテレビを見たり、本を読んだりしたが、そのとき以来、本当に世間がどうなっているのか?分からなくなっている。原発関係の勉強はかなりしたが、その時間を取るために、他に興味あることは押さえた。
そんな訳でAKBもよく分からない。若い子に人気の俳優が誰なのかも分からない。いや、そんなことは大したことじゃない。今、世の中がどうなっているか?が分からない。会社員は? 高校生は? 大学生は? 会社は? 企業は? SONYは? Panasonicは? Appleは?(これは製品を使っているのでまだ分かる) TPPは? 本当に分からない。
以前も日本の電化製品は世界一と思っていたら、すでに韓国に抜かれていたことを知り驚いた。タイムズスクエアーのSONYの広告もすでにないと知る。そんなことで時代の反映である映画を作ることはできない。間もなく次の作業が始まるが、そんな勉強も始めていかねばならない。いや、勉強以前に社会復帰のためのリハビリだろう。

「向日葵の丘」その昔、僕がトラブルメーカーと呼ばれた理由?
祝・僕の前作「朝日のあたる家」バリ島での上映会が決定した!
「向日葵の丘」血がドロドロと言われて....納豆を食べる。
「向日葵の丘」今宵は 中森明菜を聴きながら、ジムビーンズ。
漫画「漂流教室」を41年振りに読んで。 大人たちが時代を謳歌したツケを未来にまわしたことで、苦闘する子供たちの物語。
「向日葵の丘」41年振りに読んだ「漂流教室」衝撃だった。これは今の日本か?
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2014年09月20日 Posted byクロエ at 09:28 │Comments(0) │監督日記
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