主人公・多香子の****で大号泣「向日葵の丘」試写会での感想(40代・会社員男性)

主人公・多香子の****で大号泣「向日葵の丘」試写会での感想(40代・会社員男性)
「そうです。そうなんです。涙や汗を共にした友達。人生の岐路を教えてくれた大人。誰もが同じような境遇を経験してるはず。
その中に大切なことが記されているんだ。それが幸せなんだよ!と、感じました。
主人公・多香子の****で大号泣です。
向日葵の丘ー1983年夏は素晴らしい映画です」

2015年05月31日 Posted by クロエ at 20:59 │Comments(0) │観客の感想
映画「向日葵の丘 1983年・夏」撮影現場ルポ その20

~多香子と両親の再会場面は必見!~
by 永田よしのり(映画文筆家)
島田の河川敷撮影を終えた後は、そこから車で十数分の家山地区へと移動。
ここでは大人・多香子(常盤貴子)が帰郷して、当時の思い出の場所(レンタルレコード屋、鯛焼きの桜屋、家山駅)などを巡って歩くシーンが撮影されていく。
レンタルレコード屋も鯛焼きの桜屋も現在では閉店しており、その閉店した様子を大人の多香子が外から寂しげに見る、という場面だ。
これも台詞のある芝居ではないので、それほど入念なテストは繰り返されずにどんどん撮影が進められていく。
時間もすでに昼過ぎ。撮影を見物にやって来る人たちの数も多くなってくる。
もちろん、撮影を中断させるようなことのないように、スタッフたちが見物客に、その場所にいることに対する注意などは撮影事前に声をかけていく。
そんな撮影の合間には常盤も、見物客の人たちと気さくに会話を交わしている。現地でのお茶情報などを仕入れたり、差し入れの鯛焼きを食べたりと、リラックスして撮影と、撮影以外の現地の人たちとの交流も楽しんでいるように見える。
レンタルレコード屋と鯛焼き屋・桜屋での撮影を終えると、歩いて数分の家山駅へと移動。
ここでの撮影は午後3時半までという制限があるために、時間内で予定している撮影を終えなければならない。
まずは高校生・多香子(芳根京子)とみどり(藤井武美)の下校場面。数人の市民俳優の方々と一緒に、駅に入って来る電車とのタイミングを合わせて、その電車から降りて来たようにうまくシーンを繋げて撮影していく。
監督は市民俳優たちに「(映画を観る観客に)夏を意識させたいので、汗をふいたり、扇子を使ったりしながら歩いてください」とお願いをしていた。
その後は大人・多香子(常盤貴子)が、帰郷して来るシーンを同じ場所で撮影。
時間軸だけが違うという場面を、同じ場所で撮影することで、映画を観ている観客は、ストーリーの中の時間経過を知り、かつ登場人物たちの時間経過ともリンクすることが出来るように、映像は紡がれていっているのだ。
そんな撮影も無事に時間内で終了。
この後は車で1時間ほど移動して、山間部の伊久美地区へ。これまでの町なかでの移動しつつの撮影とは一変、ここではひとつの場所でじっくり、多香子の実家での撮影となる。
実家に帰宅する大人・多香子(常盤)が、父親(並樹史朗)、母親(烏丸せつ子)と久しぶりに対面するシーンが撮影される。
それを数日前にお借りした民家で再び撮影するのだ。
伊久美地区のロケ現場に到着したのは午後3時40分過ぎ。陽が暮れるまでの数時間を、まずは多香子が自宅まで歩いて帰る道すがらの様子の撮影から始めていく。
この周りは、上空を頻繁に航空機が飛び交う。なぜか、を地元の人に聞いてみると「空港への通り道になっているから、国際線がけっこう飛ぶ。そのためこの周りは〃飛行機銀座〃と呼ばれている」というのだそうだ。
外ロケの場合は以前にも書いたが、周囲の音というのはけっこう影響する。なので、飛行機が飛び去ったらそのタイミングを見計らってすぐに撮影、という状態が続く。
多香子の実家までの道程を撮り終えた後は、玄関での父親(並樹史朗)とのシーン。
ここでは玄関を入る時に、一度後ずさりしてから勢いをつけて玄関に入って来よう、という監督からの多香子の心理描写演出が追加された。
さらに監督から「このシーンは一気に感情を爆発させたい」ということで、カット割りと引きの画面でのライティングがスタッフたちとの間で入念に打ち合わせされていく。
父親と再会する前に大人・多香子の帰宅に立ち会う、家に手伝いに来ていた近所の女性役で市民俳優の女性2人が参加。
監督と入念にリハーサル。まずは市民俳優の女性2人と大人・多香子とのシーンを一気に撮影していくことに。
監督からは2人の市民俳優に、演技の流れが再度細かく指導される。
撮影は何度かのテストの後に台詞のタイミングなど、シーンの流れを決めてからの本番。
こうした撮影に参加するのが初めてだという市民俳優女性陣の1人は、撮影にプレッシャーがあったのだろう、監督の「OK」の声に安心したのか、本番後に泣きだしてしまったのがとても印象的だった。
一息入れてから父親との再会シーン。
父親役の並樹は、監督と大人・多香子(常盤)に、こんな芝居をするつもりなのだが、どうだろうか? といった話し合いをテストから相談している。
いくつかの監督からの訂正を加えた後に、テスト、そして本番へと続いていく。
この場面は側で見ているとかなりの迫力があり、並樹史朗という名バイプレイヤーの力を、まざまざと見せつけられるシーンになっている。
その父親とのやり取りの中で多香子の目にも、みるみる涙が溢れていく。
「良かった! OK!」と、監督。
並樹は監督に握手を求める。その場面を見に来ていた高校生・多香子(芳根京子)とみどり(藤井武美)も、その場面を見て涙ぐんでいる。
ここは映画の中での見どころのひとつとなっているであろう。
続いて、母親(烏丸)との別室での再会シーン。
布団が敷かれて、そこで横になっている母親と多香子とのやりとり。
ここでの撮影はある意味、女優同士の見せ場のひとつでもあろう。
夜8時近く。
この日の撮影は終了。
宿舎に戻り、ひと心地ついた頃、高校生・多香子を演じている芳根京子とみどりの藤井武美の2人は、宿舎の玄関脇で花火を始めていた。
そこに数人の撮影スタッフも参加。「今年初めての花火!」と、盛り上がる2人。1日中、目一杯の撮影が続いている毎日でも、若手2人は元気だ。
明日は午前10時から撮影スタートの予定。
食堂のホワイトボードにはそう書かれていた。(つづく)

2015年05月31日 Posted by クロエ at 20:51 │Comments(0) │ルポ
「向日葵の丘」大阪梅田シネリーブルで 前売り券を買ってくれた方から

「向日葵の丘 1983年夏」
大阪梅田シネリーブルで

前売り券を買ってくれた方から
写真をいただきました。感謝。


2015年05月31日 Posted by クロエ at 13:38 │Comments(0) │チケット
「向日葵の丘」大阪・布施ラインシネマでも 前売券を発売。

向日葵の丘ー前売り券。大阪でも昨日の土曜日から発売!
大阪では前売り特典はポスターのみ。ポスターは数に限りあり。
早めに前売り買って、ポスターゲットだぜ〜!
シェア。お願いします〜
映画館の場所ーhttp://www.fuselinecinema.com



2015年05月31日 Posted by クロエ at 13:35 │Comments(0) │チケット
映画「向日葵の丘 1983年夏」前売り券を売っているのはここ

ポスター付き 各劇場窓口で発売中
公開日、場所等は以下へ

品川プリンスシネマ
03-3440-1111

渋谷シネパレス 03-3461-3534

梅田シネリーブル 06-6440-5930
伏見ミリオン座 052-212-2437

布施ラインシネマ http://www.fuselinecinema.com

2015年05月31日 Posted by クロエ at 13:31 │Comments(0) │チケット
「向日葵の丘」(速報)向日葵の丘ー前売り券。大阪、名古屋でも明日土曜日から発売!

5月30日(土)から東京と同じく
大阪のシネリーブル梅田、布施ラインシネマ、名古屋の伏見ミリオン座でも
前売券1300円発売致します。
大阪、名古屋では前売り特典はポスターのみになります。
ポスターは数に限りがございますのであらかじめご了承ください。
との情報が入った。
おーーーーー、前売り買って、ポスターゲットだぜ〜!
お問い合わせ
品川プリンスシネマ 03-3440-1111
梅田シネリーブル 06-6440-5930
伏見ミリオン座 052-212-2437

2015年05月29日 Posted by クロエ at 20:46 │Comments(0) │告知
「向日葵の丘」「マネーの虎」を見て痛感したこと。商売も映画も「才能」ではない。

その番組は10年ほど前に放送されていた。吉田栄作が司会で、金持ち社長が5−6人(皆、うさん臭い!そこがまたいい)会議室に集まり、そこに応募してきた視聴者がプレゼン。その商売プランが気に入られれば、出資してもらえるという番組。
かなり過酷な番組で、虎と呼ばれる社長たちはプランを説明する若者たちに情け容赦ない質問をぶつける。質問どころか「お前は甘い」と説教する虎もいる。が、聞いていると虎たちのいうことは正論で、なるほどということが多い。プレゼンする若者たちがいかに安易で、真剣さが足りないか?痛感。そこが面白くて、深夜枠で放送していて頃から見ていた。
その頃僕は、監督デビュー作「ストロベリーフィールズ」の製作費を出してもらおうと、映画会社やビデオメーカーにプレゼンを続けていた。が、なかなか、うまく行かず、苦闘している時期だった。友人たちからは「絶対に不可能」「誰がお前みたいな無名の監督に金を出すの?」「あり得ない」「諦めた方がいい!」そう言われていた。

なので、番組に応募した人たちの気持ちがよく分かり、自分が虎たちを相手にプレゼンしているような気持ちになり、毎回「やはり、世の中は甘くないよなー」と思えて暗い気持ちになった。そんなとき、ある回でプレゼントする若者にある虎がこう訊いた。
「成功しないでいる君と、成功した僕たちと何が違うんだと思う?」
嫌な質問だが、興味あるところだ。大金持ちになった社長たちと、いろんな挑戦が失敗して行き詰まり、金を借りることもできず、テレビ番組に応募。新事業の出資を願うその若者と何が違うというのだろう。「実力」「運」「才覚」そんなありふれた言葉が僕の脳裏を過る。若者は答える。
「......努力......ですかね? 僕はまだまだ努力が足りない。でも、社長さんたちは僕の何倍も、何十倍も努力してきた。そういうことじゃないですか?」
それも言える。世の中は努力が大事というのはよく言われる。だが、海千山千でのし上がって来た社長が、そんな当たり前のことをいうだろうか? では、何か? いろいろと考えたが、分からない。すると、その社長はニヤリと笑い、こういった。
「考え方だよ」
あーーーーーーーー、なるほど。そうかーーーー。その通りだと思う。というのは、似たような話を他でも聞いたことがあり、僕も漠然と近いことを考えたからだ。つまり、その若者の事業が成功しないのは「努力」が足りないからではなく、「考え方」が間違っているからと社長は指摘するのだ。いくら努力しても「考え方」が間違っていれば成功はしない。
その若者は間違った方法論を努力した。だから、儲からなかったのだ。これは僕が日頃から言っている「才能なんてない」というのと同じ発想だ。才能があるから映画監督になれる。とか、いい映画を作れる。とよく言われるが、そうではない。と思っていた。まさに同じだ。

努力とか、才能とか、ではなく、考え方。それを間違えたら何事もうまく行かない。具体的にいうと、店をやるなら仕入れ、調理、人員、味、コスト、客層、時代の流れ、宣伝等を徹底して考えて、自分がやりたいコンセプトをどうすれば、その中で生かすことができるか? その方法論を考えることなのだ。一生懸命、努力して店で働くだけでは客は来ないし儲からない。そもそもの方法論=「考え方」が大事というの意味だ。
当時、僕も映画製作費を集めるのに、ありとあらゆる人に批判、否定され続けていた。が、「考えれば必ず答えがある」と考えていた。親が金持ちでなくても、自身が有名人でなくても、大企業に友達がいなくても、何か方法があるんじゃないか? そう考えていた時期なので、その虎がいったことは納得。同時に励まされた。
虎たちも同じ発想で成功したんだ。そう思うと元気が出た。実際、僕は1年後に目標の製作費を集め、映画監督デビューした。皆、「まぐれ」といったが、さらに2作の製作費を自身で集め、映画を作り続けてた。いえることは、「才能」とか「大手企業の力」とかがなくても、誰でも成功できるということ。夢を実現することはできるということなのだ。要は「考え方」次第。が、「マネーの虎」には後日談がある。
番組終了から10年。その後、虎たちの多くは破産。倒産を経験。行方不明の社長もいるようだ。最初の「考え方」は正解だったが、いつか「考え違い」を犯し大失敗をする日が来るということだ。人ごとではない。僕も今回で終わりということもあり得る。だから、毎回、遺作だと思ってかかる。

2015年05月29日 Posted by クロエ at 20:43 │Comments(0) │MyOption
「向日葵の丘」血がドロドロと言われて....納豆を食べる。

昨日、眼科に定期検診に行くと、「血がドロドロ。血圧も高過ぎです!」と注意された。
しかし、眼科で血の指摘されるとは情けない。このところ、宣伝活動で忙しくて食事に気をつける余裕もなく、休養も取れていないのが原因かもしれない。
そこで医療関係で働く友人に聞いて、タマネギスライスと納豆を毎日食べることにした。
血がドロドロだから、血が流れにくく、血圧が高くなるのだと言われた。
さあ、効果でるかな?

これ。タマネギ茶
ある方頂いた。以前にタマネギの皮が脂質を分解すると聞いて、タマネギの皮をむいてお湯かけて飲んだことがある。意外にお茶らしく。タマネギの味はしない。ウーロン茶に近い感じ。
でも、面倒なのにで、それ切りになっていたら、こんなお茶を頂いた。昨日も「血がドロドロ」と言われたばかりだし、油分が多いのかもしれない。と飲み出した。
グッドタイミングで感謝。

2015年05月29日 Posted by クロエ at 20:38 │Comments(0) │監督日記
(速報)向日葵の丘ー前売り券。大阪、名古屋でも今週末から発売!

5月30日(土)から東京と同じく
大阪のシネリーブル梅田、布施ラインシネマ、名古屋の伏見ミリオン座でも
前売券1300円発売致します。
大阪、名古屋では前売り特典はポスターのみになります。
ポスターは数に限りがございますのであらかじめご了承ください。
との情報が入った。
おーーーーー、前売り買って、ポスターゲットだぜ〜!

2015年05月28日 Posted by クロエ at 20:22 │Comments(0) │告知
「向日葵の丘」嫌われてこそ映画監督? 「いい人」と呼ばれる奴は駄作しか撮れない?

嫌われてこそ映画監督? 「いい人」と呼ばれる奴は駄作しか撮れない?
知り合いの製作会社にいくと、よく他の監督のうわさ話を聞く。「A監督の新作、惨敗らしいよ。この間も、客が2−3人。厳しい〜。A監督、ほんといい人なのにな。がんばってほしいよねえ」
逆にこんな話も聞く。「B監督とはもう仕事することはないなあ〜。あそこまでわがままだと付き合いきれない。もう少し、チームワークとか考えないと、誰も相手にしてくれなくなるなあ」
こう聞くと、A監督はいい人だが、新作がヒットせず苦戦しており、同情を集め、応援したいという状況。比べてB監督は身勝手で嫌われている。離れて行く人が多く、存亡の危機にある。という印象を持つだろう。が、ここで抜けている情報がある。B監督の映画はヒットしているのか?というのが分からない。

実はH監督の作品は毎回ヒットしている。比べてA監督は毎回惨敗。どういうことなのか? 何度も記事を書いて来たが、その背景に映画界的な事情があるのだ。A監督。いい人で、製作会社が「この女優で行きましょう! テレビドラマのレギュラーも決まったし」というと「じゃあ、その子で行きましょう」と従う。
が、B監督は「その子じゃ無理、シナリオのイメージと違う!」ということを聞かない。一事が万事、A監督は皆と協調し、仕事をする。B監督は全てを自分で決め、人のいうことを無視。こう書くと、「仕事なんだから、やはり協調性が大事。A監督はそれを理解しているが、B監督は常識がない」と思う人もいるだろう。
しかし、映画というのは皆の意見を取り入れて、全員が満足する形で進めるといいものができない。1人の作家がやりたいようにやったときに、名作と呼ばれる作品が生まれたりする。黒澤明だって、キューブリックだってそう。巨匠と呼ばれる監督は皆、完全主義者で我がままで、誰も止めることができない。その意味でいうと、皆のいうことに従うA監督にいい作品が作れないのも当然。
さらに、製作会社というのはご存知の通り。いかに製作費を抜き、自社の利益にするか?としか考えないところが多い。いい映画を作ろう!と思ってる社は少ない。そして、面倒なことはしたがらない。さらに、自社と癒着した芸能プロダクションの俳優をキャスティングすることで、キックバックをもらったり。いざというとき大物俳優を都合してもらうときのための恩を売りたい。というようなことばかり考えている。

なのに、監督が「この俳優はダメだ」というと、キックバックももらえないし、恩も売れない。撮影も適当にやれば、そこそこで終わるが、熱を入れてがんばられるといろいろ面倒。つまり、製作会社にとって「いい監督」というのは、自分たちの言うことを聞き、面倒なことをせず、不正や癒着に目をつぶる人たちのことなのだ。だから、「A監督はいい人だ」というのだ。
それに対してB監督が嫌われるのは、本当にいいものを作ろうとして妥協せず、無理をして、努力をするから、会社としては面倒くさい。いつも以上の労力を強いられる。自分たちのいうことを聞かない。不正や癒着ができない嫌な奴なのだ。だからこういう。
「B監督とはもう仕事することはないなあ〜。あそこまでわがままだと付き合いきれない。もう少し、チームワークとか考えないと、誰も相手にしてくれなくなるなあ」
製作会社のいう本当に意味が分かってもらえたと思う。僕も人の意見を聞かず、絶対に自分を曲げない方だから、製作会社とはよくぶつかった。一度やったところは二度と声をかけてくれなかった。プロデュサーはあちこちで悪口をいいまわっているようだ。が、まだまだ、悪評を聞くことは少ない。むしろ「太田はよくやっている」という話を聞く。これはまだまだ我がままが足りないということだ。
映画監督というのは、嫌われている人ほどいい映画を作る。「いい人だ」と言われてる人ほど、ろくでもない映画を作っている。不思議な世界ではあるが、事情を知れば「なるほどそうだな!」と思ってもらえただろう。
